頭痛と低気圧

ブログでは、

患者さんから頂いた質問に答えていきます。

Q 低気圧になるとどうして頭痛が出るのですか?

A

『低気圧が近づくと頭痛が出る』

よく聞く症状ですし、はちどり先生の接骨院で頭痛施術を受けた患者さんの多くはこの症状を訴えています。

 

 

ちょっと難しい話なので、結論から話しますね。

 

結論は、

低気圧になると頭蓋骨の中で脳や血管が膨らむので、内側から圧迫され頭痛が出ます。

だから、

頭(コメカミなど)を押すとチョット痛みが緩和するのです。

 

ヨーロッパにおけるバイオウェザー(気象生理学)では、

  • 低気圧群による頭痛の発症
  • 低酸素領域における頭痛の発症
  • 気圧変動性の高い地域における頭痛

など、様々な気象要件と原因不明頭痛との間に、非常に密接な関係がみられることが判ってきました。

 

 

そもそも気圧とは?

大気の圧力です。(大気を押す力)

と言われても『?』って人もいると思いますので、人に乗っかっている空気の重さだとイメージを持ってください。

 

つまり

 

  • 高気圧は大気を押す力が高い(強い)
    →空気が重い

 

  • 低気圧は大気を押す力が低い(弱い)
    →空気が軽い

そんな状態です。

 

ここでもう一つ大事なことをお伝えします。

人の体は、常に膨らもうとしています。

それを気圧(空気の重さ)が抑えているのです。

 

しかし、

 

低気圧になるとその抑える力弱くなり(空気が軽くなり)ます。

 

だから

 

低気圧が近づくにつれて頭の中(脳や血管)の膨らみを抑えることができなくなり、内側から圧迫され頭痛が出ます。

 

 

このような頭痛に当院ではリダクターを使った施術を行うことで、滞った血流がスムーズに流れはじめ、膨らもうとする頭の中の圧力スーっと下がっていき頭痛が楽になっていきます。

また、

継続してリダクター施術を行うことでその状態が当たり前になっていきます。

※一般的な患者さんにイメージしやすいように書いております。各分野の専門家から見ると言葉足らずで誤解を招く表現もあるかと思いますが、ご容赦下さい。